トイレの踏み台は、市販のものもたくさんありますが、自分の家のトイレにぴったり合うサイズを見つけるのは意外とむずかしいものです。そこで役立つのが、100均のアイテムを使った手作りの踏み台です。必要な材料が手軽に揃い、家族の身長や使いやすさに合わせて作れるのが魅力です。
この記事では、初心者の方でも安心して作れるよう、材料の選び方、作り方、安全のポイントなどをまとめています。お子さんのトイレトレーニングにも役立つので、家族みんなで使いやすい踏み台が作れます。
トイレ踏み台DIYを始める前に知っておきたい基本
踏み台の役割と必要性
踏み台は足がしっかり床につく姿勢を作り、力を入れやすくするためにとても大切な役割を果たします。大人の場合でも、足が安定することでリラックスして座ることができ、お通じがスムーズになることがあります。
とくにお子さんは体が小さく、座ったときに足が浮きやすいため、不安定な姿勢になりがちです。踏み台を置くことで、足裏がしっかり支えられ、安心して座れるため、トイレへの苦手意識も軽くなります。
また、背筋が自然と伸びる姿勢になるため、身体への負担も減り、落ち着いてトイレに座れるようになります。
100均DIYで作るメリット
100均で手に入るアイテムは軽くて扱いやすく、初めてDIYに挑戦する方でも気軽に試せます。材料が手軽に揃うだけでなく、踏み台を置くスペースに合わせて大きさを調整できるのが魅力です。
市販品ではサイズが合わないことが多いですが、自作なら幅や高さを自由に変えられます。また、デザインも自分好みに仕上げられるため、トイレの雰囲気に合わせて優しい色味にしたり、お子さんが好きな柄にしたりと、楽しみながら作れるのも嬉しいポイントです。費用も抑えられるので「まずは試してみたい」という方にも向いています。
適正な高さを決めるための測り方
座ったときに足の裏が自然に床につく高さが理想です。そのため、実際に使う人に便座へ座ってもらい、足首が無理なく曲がる位置を確認して測るのが一番確実です。
お子さんの場合は、足が広がりすぎたり、力が入りにくい姿勢にならないよう、足裏がしっかり乗る面積を確保することも重要です。また、踏み台が高すぎると反対に不安定になってしまうため、数センチ単位で微調整しながら決めると、より使いやすい踏み台になります。
家庭ごとにトイレの高さも異なるため、必ず実測してから作ると失敗が少なくなります。
DIYに向いている人と向いていない人
自分で工夫しながら作ることが好きな方や、サイズやデザインにこだわりたい方にはDIYが向いています。また、お子さんと一緒に作ることで、トイレへの親しみが生まれ、トイレトレーニングにも良い影響があります。
一方で、強度や安全性に不安がある方、細かな作業が苦手な方は無理に自作する必要はありません。既製品を購入し、必要な部分だけDIYで補強したり装飾したりする方法もあります。自分に合った範囲で取り入れることが大切です。
少しの手間を楽しめる方にはぴったりです。強度が気になる場合や、細かい作業が苦手な方は、市販品との併用も選択肢になります。
材料選び:100均だけでどこまで作れる?
100均アイテムの選び方
ダイソー、セリア、キャンドゥではそれぞれ取り扱っているアイテムの特徴や素材の質感が少しずつ異なります。ダイソーは種類が豊富でサイズ展開も多く、踏み台の土台に使える箱型収納ケースや木材風のボードなどを見つけやすいです。セリアはデザイン性が高く、白や木目調などインテリアになじみやすいアイテムが多く揃っています。キャンドゥはコンパクトな収納アイテムが多く、狭いトイレでも工夫しやすいラインナップが魅力です。
ジョイントマットや滑り止めシート、補強用の段ボール素材など、組み合わせることでオリジナルの踏み台を作りやすくなります。
段ボール・牛乳パックの使い方と強度
しっかりした段ボールや牛乳パックを重ねることで、思っている以上に強度が出ます。段ボールは方向によって強度が変わるため、波板の向きを交互に重ねるとより安定します。牛乳パックは内側に丸めた新聞紙や不要な紙を詰めてから重ねると、たわみにくく耐久性が高まります。
また、段ボール同士をボンドでしっかり接着し、外側をテープで覆うことで、形崩れしにくく汚れにも強くなります。
安全性を確保する素材の基準
踏み台に使う素材は、表面が滑りにくいもの、角が尖っていないものを選ぶのが基本です。お子さんが使う場合は、素手で触れても痛くない柔らかい質感の素材が安心です。
さらに、耐水性のある素材を選ぶと、掃除がしやすく長く使える踏み台になります。特に段ボールや紙素材の場合は、表面に透明カバーやビニールテープを貼っておくことで水分による劣化を防げます。
滑り止めシートを底に貼るだけでも、安定感がぐっと増します。
コスト比較
100均だけで作れば、材料費は数百円〜数点の組み合わせでも1,000円以内に抑えられます。収納ケースや木目ボードを使用してもしっかり節約できますし、強度が不安な場合はホームセンターの木材をプラスしても比較的安価に仕上げられます。
木材を追加すると耐久性が高まり、長期間使いやすい踏み台になります。また、必要になったときに部品を買い足しやすいのも100均DIYの魅力です。 100均だけで作れば数百円で作れます。必要に応じてホームセンターの木材を追加してもコストは低めに抑えられます。
踏み台の作り方:基本ステップから応用まで
シンプル構造の作り方
収納ボックスをそのまま使い、天板となる板や段ボールを固定するだけでも踏み台になります。とても手軽ですが、固定方法を少し工夫するだけで使いやすさが大きく変わります。
たとえば、天板となる板の角を丸くしておくと安心感が増しますし、板とボックスの間に滑り止めシートを挟むことでズレを防ぐことができます。さらに、天板を貼る位置を少し前後に調整することで、踏んだときの安定性が変わるため、実際に乗りながら微調整すると仕上がりがよくなります。
初心者の方でも簡単に取り組めますが、ゆっくり丁寧に作ることでより安心して使える踏み台になります。
高さ調整の工夫
中に牛乳パックを詰めたり、板を重ねたりして高さを調整します。牛乳パックを隙間なく詰めることで全体の強度も上がり、踏んだときのたわみを防ぐ効果もあります。また、高さを変えるときは、一度に大きく調整するのではなく、数センチずつ調整すると身体に合った高さが見つけやすくなります。
人によって心地よく踏ん張れる高さは違うため、座って足裏がしっかり安定する位置を見つけながら、ちょうどよい高さに整えていくのがポイントです。
子ども用に最適化した設計のポイント
幅を広めにして、足を置く位置が分かりやすいようにシールや色テープで目印をつけると、お子さんが迷わずに使えるようになります。足を置く位置がはっきりすると安心して踏めるため、トイレへの抵抗が少なくなります。また、踏み台の高さが高すぎるとバランスを崩しやすいため、お子さんの身長に合った高さにすることも大切です。
必要であれば、持ち手をつけたり、前面を少しカーブさせるなどの工夫を加えて、より使いやすい形に整えることもできます。
ぐらつきを防ぐ補強テクニック
ボックスの内側に段ボールをしっかりと詰めることで強度が増します。段ボールは向きを変えながら重ねると、より安定感が出ます。外側には滑り止めシートを貼ると床との摩擦が増え、乗ったときに動きにくくなります。
さらに、四隅に補強材を追加することで、踏み台の耐久性が上がり、安全に使えるようになります。とくにお子さんが使う場合は、多少動きがあってもぐらつかないよう、丁寧に補強することが安心につながります。
湿気や汚れに強くするコーティング方法
透明のテープやカバーを貼るだけでも汚れがつきにくくなりますが、さらに長持ちさせたい場合は、表面に薄い防水シートを貼るという方法もあります。トイレはどうしても湿気がこもりやすい場所なので、防水性を少し意識しておくと安心です。
水拭きだけで汚れが簡単に落ちるようになり、日々のお手入れがとても楽になります。また、汚れがつきやすい前面部分だけ二重にカバーを貼るなど、使う場所に合わせて工夫することで、清潔に保ちやすい踏み台になります。
デザイン・安全機能・収納性
見た目を整えるデザインアイデア
布やリメイクシートを貼るだけで、雰囲気がやわらかくなります。トイレの色に合わせると統一感が出ますが、柄や素材によって印象が大きく変わるので、季節や気分に合わせて貼り替える楽しみ方もできます。
木目調のシートを使えばあたたかい印象になり、白やベージュを基調にすると清潔感のある空間になります。また、踏み台の側面をあえて違う色にしてアクセントをつけると、インテリアとしても存在感が出ます。
お子さんが使う場合は、好きなキャラクターのシールを貼ったり、足を置く位置にかわいいマークをつけることで、トイレ時間が少し楽しいものになります。
安全機能
滑り止めや角の保護は必ず行いましょう。お子さんが乗っても安心できるつくりを意識します。滑り止めは底面だけでなく、踏み台の上面にも貼るとさらに安全です。
角の部分にはクッション性のある保護材をつけることで、つまずいたときのケガを防ぎやすくなります。また、重心が偏らないように補強を加えておくと転倒のリスクが減ります。
特に小さなお子さんは踏み方が一定でないため、安定性は大切なポイントです。必要に応じて、背面に壁止め用の滑り止めをつけて動きを抑えることもできます。
スペースを取らない収納方法
使用後は便器の横に立てかけたり、折りたたみ式にすると空間を広く使えます。狭いトイレでも圧迫感を出さずに収納できるため、日常の動線がスムーズになります。
また、フックを取りつけて壁に掛けられるようにする方法もあります。軽い素材で作っておけば、片手で持ち運びができ、掃除のときにも動かしやすくなります。収納場所を決めておくと、お子さんが自分で片づける習慣づけにもつながります。
折りたたみ式にしたい場合
関節部分に補強を入れることで、軽さと安全のバランスを取れます。折りたたみ部分には強度を保つための板や補強材を挟み、開閉時に指を挟まないように角を丸くしておくと安心です。また、折りたたむ方向や構造をシンプルにすると壊れにくく扱いやすくなります。
持ち運び用の取っ手をつけておけば、外出先のトイレにも使えます。折りたたみ式は収納性が高いため、来客時に目立たないようしまえる点もメリットです。
トイレトレーニングと踏み台の関係
踏み台がトイトレを助ける理由
足がしっかりつくことで安心感が増し、座りやすくなります。とくに小さなお子さんは、足が浮いたままだと身体が緊張してしまい、トイレで落ち着いて座ることがむずかしくなります。踏み台があることで体が安定し、安心して座れるため、「怖くない」「イヤじゃない」という感覚につながります。
こうした小さな安心の積み重ねが、成功体験を増やし、その後のトレーニングの進み具合に大きく影響します。また、しっかり踏ん張れる姿勢が整うことで、排泄しやすくなるという面もあり、トイトレの負担が軽くなることにもつながります。
親が手伝う場面も減り、子ども自身の「できた」という自信を育てる手助けになります。
年齢別の使い方と声かけ
小さいうちは手を添えて支えながら、座るときに「ゆっくり座ってみようね」と安心できる声かけをすると落ち着きやすくなります。2〜3歳頃になると、自分でやりたい気持ちが強くなるため、「一緒にやってみようか」「ここに足を置くとやりやすいよ」と軽く誘導するとスムーズです。
4歳頃になると、できたときに自分でできたねと短く肯定する声かけが効果的です。長い説明よりも、シンプルな励ましが自信につながります。また、失敗したときも「今日はこのくらいでいいよ」と否定しない言葉を選ぶことで、継続しやすい雰囲気をつくれます。
年齢によって声かけの質を少し変えることで、より自然にトイトレが進みます。
おまる・補助便座との違いと使い分け
おまるは最初のステップとして安心感がありますが、トイレ本体とは高さや座る感覚が異なるため、途中で戸惑う子もいます。補助便座と踏み台を組み合わせることで、最初から「本番のトイレ環境」で練習でき、移行がとてもスムーズになります。踏み台があることで足が浮かず、子ども自身の姿勢が安定するため怖さが減り、補助便座だけよりも安心して座れます。
また、補助便座は落下防止、踏み台は姿勢の安定、と役割がはっきり分かれているため、両方を組み合わせることでトイトレの負担が全体的に軽くなります。成長に合わせておまる→補助便座+踏み台→通常の便座と移行すると自然に慣れていきます。
子どもが怖がらない工夫
最初は短い時間から慣れてもらうことが大切です。いきなり長く座らせると不安が増えてしまうため、まずは数秒でも座れたら十分です。「ここに座ると安心できるよ」「ちょっと座ってみようか」と優しく誘導し、成功したら小さく褒めることで前向きな気持ちになります。
また、好きなシールで踏み台に飾りつけをしたり、足を置く位置にかわいいマークを貼ることで、子どもが「使ってみたい」と思える環境づくりができます。照明が明るく、落ち着いた雰囲気のトイレは安心感につながります。慣れてきたら少しずつ座る時間を延ばし、自然にステップアップしていくことがポイントです。
完成後に行うチェックとメンテナンス
安定性と強度のチェック方法
実際に踏み台の中心だけでなく、四隅や端のほうにも体重をかけて揺れがないかを確認します。まっすぐ立ったときだけでなく、少し体を傾けたり、座ったまま足を押し当てて力がかかったときの安定感も確かめると安心です。
ぐらつきがある場合は、内側に段ボールを追加して詰める、外側に滑り止めシートを貼るなど、構造の見直しが必要です。また、使っていくうちに素材がゆるむこともあるため、定期的に接着面やテープの浮きをチェックして、早めに補強することで長く使える踏み台になります。
使用時の注意点
毎日使うものなので、掃除のついでに状態を軽くチェックすると安心です。特に湿気が多い日は、踏み台の底面がぬれていないか、素材がふやけていないかを確認するとトラブルを防げます。
お子さんが勢いよく踏み台に乗ることがあるため、たまに保護材や滑り止めがずれていないかも見ておくと安全に使い続けられます。無理な力がかかりやすい位置には追加補強を入れておくと、より長持ちします。
長く使うためのメンテナンス方法
表面の汚れはすぐ拭き取り、湿気がたまりにくい場所に置きます。段ボールや紙素材を使用している場合は、とくに湿気に弱いため、使用後に軽く乾燥させる習慣をつけると劣化を防ぎやすくなります。また、時々踏み台の裏側もチェックし、ほこりや湿気がたまっていないか確認すると衛生的です。
定期的に保護テープやカバーを張り替えることで清潔さも保たれ、見た目もきれいな状態を維持できます。
汚れ・水濡れへの対応
カバーをつけておくと掃除がしやすくなります。特に汚れがつきやすい前面や側面は、防水カバーを二重に貼っておくとより安心です。水がこぼれたときは、すぐに拭き取り、可能なら風通しの良い場所でしばらく乾燥させると素材の傷みを防げます。
繰り返し湿気にさらされる環境では、上に透明シートを敷いておくことで汚れが染み込むのを防ぎ、掃除の負担も減らせます。必要に応じてカバーを取り替えることで、踏み台を長く衛生的に使い続けられます。
よくある失敗とその対策
高さが合わないときの原因
作る前にしっかり測ることが大事です。高さは数センチ違うだけで、座ったときの姿勢や踏ん張りやすさが大きく変わります。足がしっかりつかないと身体が不安定になり、子どもは「怖い」「イヤだ」と感じてしまうこともあります。逆に高すぎると足が浮いてしまい、踏み台本来の役割が果たせません。
測るときは、実際に便座へ座ってもらい、足裏が自然につく高さを確認し、使う人の体格に合わせて微調整すると失敗が少なくなります。また、トイレの床面が少し傾いている場合やマットを敷いている場合は、実際に使う環境で高さを計ることが大切です。こうした小さな違いが快適さに影響します。
ぐらつきが出たときの修正方法
下に滑り止めを追加したり、内側を補強すると安定します。ぐらつきの原因は、素材のゆるみや床との接地面のバランスが崩れていることが多いです。底面に滑り止めを広めに貼ることで踏んだときのズレを大きく減らせます。
内側の段ボールや補強材を追加して詰め直すと、踏み台全体が引き締まり、ぐらつきが解消しやすくなります。また、四隅の高さに差がある場合は、厚紙を挟んで高さを揃えるなど、細かい調整が効果的です。何度か試しながら安定する位置を見つけることで、安心して使える踏み台になります。
子どもが使いたがらない理由と解決策
デザインが子どもの好みに合わないこともあります。好きな色やキャラクターを取り入れるだけで、子どもが自分から使いたくなることがあります。また、踏み台にかわいい目印をつけて「ここに足を置いてね」と視覚的に分かりやすくしてあげると、安心して使えるようになります。
踏み台の高さが合っていない場合も使いたがらない原因になります。足が届かなくて不安を感じていることもあるため、実際に座らせて足の裏が自然につく高さに調整すると使いやすくなります。
最初は短い時間でも「できたね」と褒めることで前向きな気持ちが生まれ、自分から進んで踏み台を使う習慣につながります。
参考になるDIYアイデア集
成功例の紹介
シンプルな箱型から、収納も兼ねた踏み台まで、工夫次第で使い方は広がります。たとえば、100均の収納ボックスに木目シートを貼ってナチュラルに仕上げたもの、側面に取っ手を付けて移動しやすくしたデザイン、子どもの足が置きやすいように前面を少しカーブさせた形など、家庭に合わせた工夫が豊富です。
高さ調整がしやすい構造にした成功例も多く、家族の成長に合わせて使い続けられる点が支持されています。実際に作った方の多くが「市販より自分の家に合う」と感じており、見た目と実用性の両方を満たす仕上がりになっています。
人気デザインランキング
100均アイテムを組み合わせたナチュラルデザインが人気です。木目調シートを使ったものは特に支持が高く、どんなトイレにもなじみやすいという声が多くあります。次いで収納付きの踏み台も人気で、限られたスペースでも役立つ点が評価されています。さらに、シンプルな白を基調としたデザインも根強い人気があり、清潔感を重視したい方に選ばれています。
最近では、親子で一緒に作ってシールやペイントで可愛いアレンジを加えるデザインも注目されており、使うたびに気持ちが明るくなるような工夫が増えています。
大人も使える踏み台アレンジ例
踏み台を広めに作ると、家族全員が使いやすくなります。大人が使う場合は、耐荷重を少し高めに設計したり、滑り止めを広めに貼ると安心感が増します。
踏み台の高さを少し低めに設定することで、足を置く際の負担が減り、自然な姿勢で座れるようになります。また、広めの天板にしておけば、子どもが使うときにも足が置きやすく、バランスを取りやすくなるという利点があります。
家族共通の踏み台として使うために、落ち着いた色のリメイクシートを貼り、角を丸くしておくと、どの年代にも馴染みやすい仕上がりになります。
便利な追加オプション
装飾・機能を追加する方法
リメイクシートで見た目を変えたり、取っ手をつけるだけで使いやすくなります。さらに、踏み台の側面にちょっとしたポケットを付けて、替えのトイレットペーパーや小物を収納できるようにする工夫も人気があります。
防水タイプのシートを使えば湿気に強くなり、汚れても拭き取りやすくなるため、お手入れが楽になります。また、踏み台の角に柔らかい保護クッションをつければ小さな子どもでも安心して使えるようになり、安全性とデザイン性の両方を高められます。
色や模様を変えることで、トイレの雰囲気作りに役立ち、家族が使うたびに気持ちが明るくなるような踏み台に変えられます。
収納ボックスとして再利用するアイデア
中を空洞にしておけば、小物収納としても活躍します。トイレ掃除用のシートや消臭スプレー、ストックのトイレットペーパーなどを収納しておけば、踏み台として使いながら収納スペースも確保できます。また、仕切り板を入れて整理しやすくすることで、使い勝手がさらに良くなります。
軽い素材で作っているため移動がしやすく、掃除のときにもすぐ動かせる点がメリットです。不要になった際は、玄関で靴磨きグッズの収納に使ったり、子ども部屋のおもちゃ入れとして転用したりと、別の用途にも使える柔軟性があります。
楽天カードやポイントで材料を買う方法
材料をまとめて購入するときはポイントが役立ちます。楽天市場では100均類似商品やDIYに使える素材が豊富に揃っているため、まとめ買いすることでポイントを効率よく貯められます。特に、リメイクシートや滑り止めシートのように複数枚使うものはネット購入がお得な場合があります。
貯まったポイントで追加の材料を購入すれば、実質の負担を減らしながらDIYを楽しめます。また、セール期間を狙うとさらにコストを抑えられるため、DIYを継続して楽しむ方には賢い買い方といえます。
\楽天で見る/
楽天市場のページはこちら<PR>
\楽天カードを見る/
楽天カードのページはこちら<PR>
DIY踏み台に関するよくある質問(FAQ)
段ボールは何kgまで耐えられる?
重ね方や補強次第で変わりますが、しっかり詰めれば大人が軽く乗る程度なら耐えられます。段ボールは見た目以上に強度があり、波板の向きや重ね方を工夫することで耐荷重が大きく変わります。
たとえば、内側に新聞紙や牛乳パックを詰めて密度を高めると、荷重が一点に集中しにくくなり、踏んだときの沈み込みが少なくなります。また、段ボールの外側をテープでしっかり巻くことで全体が引き締まり、強度がさらに安定します。
ただし、湿気や水分には弱いため、長期間使用する場合は防水カバーをつけたり、定期的に点検して安全に使える状態を保つことが大切です。
点検の頻度
週に一度ほど、ゆがみやぐらつきを確認するだけで十分です。特にお子さんが使用する場合は、日々の乗り方によって負荷が変わるため、軽く揺らしてみたり、踏んだときに沈む感覚がないかをチェックすると安心です。
段ボール素材は使用状況によって少しずつ変形することがあるため、早めに気づければ小さな補強で長く使い続けられます。湿気の影響を受けやすい梅雨時期や冬場は、週に数回チェックしておくとより安全です。
子どもが飛び乗っても大丈夫?
激しい動きには向いていません。補強を多めにして安全性を高めてください。特に体重が一気にかかると素材に負担がかかるため、飛び乗る・ジャンプするなどの動作は避けたほうが安心です。
ただし、内側に補強をしっかり入れ、底面に滑り止めを敷くことで、日常の乗り降りには十分耐えられる強度を保てます。また、踏み台の天板部分を広めに確保するとバランスが取りやすくなるため、お子さんでも安定して使えます。
使い方をあらかじめ伝え、危険な動作を防ぐ工夫も大切です。
消耗したときの交換目安
表面がへこんできたり、ぐらつきが取れない場合は作り替えを検討します。段ボールは使ううちに少しずつ柔らかくなるため、力を入れたときに沈み込む感覚がある場合は、安全のため交換するサインです。また、湿気を吸って波板の形が崩れてきたり、接着部分が浮いてきた場合も寿命が近いと考えてよいでしょう。
早めに交換しておけば安心して使い続けられ、トイレトレーニング中のお子さんにもストレスを与えません。状態を見ながら定期的にリフレッシュすることで、快適な踏み台DIYが長く楽しめます。
まとめ
100均のアイテムを使えば、家族みんなが安心して使える踏み台を手軽に作れます。素材選びから仕上げまで自分で工夫できるため、既製品では味わえないぴったり感や使い心地の良さが生まれます。
また、色や質感を自由に変えられるので、トイレ全体がふんわり明るくなるだけでなく、家族が心地よく使える空間づくりにもつながります。さらに、この踏み台づくりで得たアイデアや技術は、ほかの収納棚や子ども用ステップなどにも応用できます。
暮らしの中で「もう少し使いやすくしたい」と感じる場所に取り入れれば、小さなDIYが生活をより快適に変えていくきっかけになります。ぜひ次のアイデアにも挑戦して、家の中をもっと居心地のいい空間にしてみてください。
